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日本代表的な調教コース「美浦とは」

競馬予想を調教〜「美浦とは」

日本の中央競馬では長い間、競走馬の調教は競馬場をつかって行われていました。現在でも、遠方の競馬場で開催されるレースに出走する際に滞在先の競馬場のコースをつかって調教が行われるケースはあるものの、JRAの所属馬はすべて、国内に2箇所あるトレーニングセンターと呼ばれる施設で調教が行われています。

2箇所あるトレーニングセンターのうちの1つは茨城県稲敷郡美浦村にあり、施設名は美浦トレーニングセンターといいます。開場したのは1978年で、それ以来関東地区で厩舎を開設している調教師が管理する馬はほぼすべてここで競走馬としての訓練を受けています。週末の競馬開催日がちかづくと、競馬に携わっている人が多く調教の様子を見に訪れ、その取材内容は翌日以降のレース予想に反映されます。

美浦トレーニングセンターは、もう一つの調教拠点である栗東トレーニングセンターと比較すると規模が大きく、施設全体で2,348頭の競走馬を収容する能力を持っています。調教コースは北と南の2箇所に分けて設置されており、北側には3つのコースが、南側には4つのコースと坂路調教馬場の計5つのコースがあります。

南側の5つのコースのうちの1つは障害競走に出走している馬専用のものとなっており、その他のコースは平地競走に出走している馬が主に使用しています。

美浦トレーニングセンターで使用されている馬場の種類は芝、ダート、ウッドチップ、ポリトラックの4種類です。芝は札幌競馬場の芝コースを再現しており、芝のレースに出走するにあたって馬場に慣れさせるために利用されるケースが殆どで、馬を鍛える目的で用いられることはあまりありません。

逆にもっとも使用頻度が高い馬場はウッドチップで、クッション性と排水性が良くて雨や雪などによる馬場状態の変化が少なく、競走馬の脚にかかる負担も少ないことが選ばれやすい理由となっています。